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地域ブランドコンサルタント考

最近、地域団体商標がらみで気になるのは、専門家の「協同組合」への視点です。

この1年数ヶ月、地域ブランド構築と地域団体商標をセットにした説明会や講習会が日本全国で行われてきました。中小企業診断士の資格をお持ちであろうコンサルタントが地域ブランド構築やその戦略を語り、弁理士さんや特許庁の職員さんが地域団体商標制度を説明される。

残念ながら、「地域団体商標の登録主体は協同組合ですよ」という視点が希薄な感じがします。「協同組合」という特殊な組織を前提とした一歩踏み込んだ話をお聴きしたいのです。組合側はちょっと物足りなさを感じているかもしれません。

地域ブランド構築と地域団体商標制度と協同組合制度。これを包括的にからめて指導してくれる専門家…。ないものねだりでしょうか。

地域ブランド・マネジメント




地域ブランドとインターネットの関係 権利侵害への対応を!

インターネットで登録査定された地域団体商標を検索すると、思わぬ発見をすることがあります。特に、ネットモールで商品を探してみると顕著。みなさんも、楽天の検索窓から、任意の地域団体商標を打ち込んでみてください。

いかがでしょう。「扱っていない商品は無い」といわれる楽天で、驚くことに、販売されていない地域ブランドがけっこうたくさんあったりします。

もったいないですね。「京菓子」の多くが、その地に行かなければ手に入らない…こんな売り方があることは解ります。しかし、そこをアウトサイダーは見逃しません。虎視眈々と狙ってきます。

一方、一般名称化寸前の地域ブランドも見受けられます。登録出願した本家本元の協同組合と何ら関係の無いと思われる他府県産の商品がザクザク出てきたり。危ないですね。早く手を打たなきゃ。

みなさんは商標権者です。特に、ネットモールで検索してヒットした商標の使用が適正かどうか、もっと敏感になるべきです。せっかく地域団体商標を登録しても、手の打ちようが無いほど荒された地域ブランドがすでにたくさんあります。

文字商標は、その文字が命。インターネットも文字…ワード…検索窓に打ち込むキーワードが命なのです。

インターネットは、商標権者であろうが、アウトサイダーであろうが、斟酌しません。その文字の表示の強さ、施されたSEOやSEMの強さで検索順位が決まります。ヤフーの検索結果の1ページ目に、グーグルの検索結果の1ページ目に表示させた者が勝ち。

実は、みなさんの組合が、みなさんの事業所が、インターネット上でも、リアルのご商売でも、その地域団体商標の厳格で適正な運用を行えば行うほど、実は、この検索順位はおもしろいほど上がっていきます。本家本元だからこそ、ネット上でも負けない方法があります。インターネット上の商機を逃してはなりません。

⇒権利侵害の調査と対応
⇒登録した地域団体商標のネット上でのさらなる周知
すぐに対処されたいものです。

商標権侵害と商標的使用




石川県中小企業団体中央会と西陣織工業組合

石川県中小企業団体中央会は、県内10市の商工担当者と懇談会を開催し、石川ブランドの販路開拓について“産官連携”の強化を図ったそうです。

県内10市と連携強化へ石川県中小企業団体中央会 意見交換を前倒し/北國新聞社11/23

現下の景気は「いざなぎ景気」を越えたということですが、みなさんの地元はいかがでしょうか。金融機関はすっかり息を吹き返しました。大企業にお勤めの方は年末の賞与が楽しみですね。

では、中小企業はどうでしょう。好景気に沸く会社がたくさんあるでしょうか。業種により、勝ち負けの差がはっきりしていませんか。そもそも、好景気を肌で感じることができますか。

そこで「地域ブランド」です。

石川県中小企業団体中央会は、今年始まった「地域団体商標制度」が、地域中小企業の振興発展のための切り札であることに気付いておられますね。「地域団体商標制度」が、国からの補助金にも勝るプレゼントであることを知っています。

地域団体商標を唯一出願できる協同組合の指導・支援機関としての「出る幕」を理解されていますね。中小企業団体中央会が今すべきこと、来年しなければならないことが解っていらっしゃる。今後の石川ブランドの販路開拓の行方が楽しみです。

さて、これら地域団体商標の重要性に気付き、すでに実践を始めた団体がもうひとつありました。京都の西陣織工業組合です。

昨月、同組合の「西陣夢まつり」を取材した際、(時間の関係でパレードや大茶会、園遊会には参加しておりませんが)西陣織会館のそこここに「地域ブランド元年」「地域団体商標元年」と書いたポスターがありました。

展示ブースには、九州・沖縄を除く西日本の伝統的工芸品のすべてが並び、その一つひとつに「地域団体商標出願中」または、「地域団体商標出願準備中」の表示。今般登録査定となった「京人形」のブースで、若い職人さんが髪付けの作業を笑顔で説明していたのが印象深く思い出されます。その「京人形」の看板横にもしっかり「地域団体商標出願中」のプレートがありました。

西陣織工業組合では来春、全国数ヶ所の百貨店等で「地域ブランド元年」をテーマに販売会を展開されるとお聞きしています。今般、同組合が出願している商標は未だ登録査定には至っていないようですが、もともと「西陣織」は地域ブランドの元祖。

「西陣織」の長い歴史とは別に、「西陣織」の商標を守り育てた40余年もの歴史を持っておられます。第一人者に脱帽ですね。

西陣web 西陣織工業組合




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