地域団体商標登録査定発表報道その2 - 地域団体商標・地域ブランド情報

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地域団体商標登録査定発表報道その2

日経ネット九州版
地域ブランドの登録第1弾、「博多人形」など落選10/28抜粋

<ここから>
九州経済産業局によると、地域ブランドが認定される主な要件は四つ。
(1)出願者は資格者が自由に加入できる組合であること
(2)地域名と商品(役務)が密接に関連していること
(3)隣接都道府県程度まで周知されていること
(4)商標全体として普通名称でないこと
今回認定を逃したブランドはいずれかの要件を満たせなかったことになる。しかし、まだ道が閉ざされたわけではない。「今回は出願が多かったので、特許庁はすぐに通せるものだけ通した」(日高浩2.九州経産局特許室長)。認定を得られなかった出願団体には順次「拒絶理由通知」が送付される。そこに記された要件を満たせば、商標認定される可能性はある。
<ここまで>

・今般の特許庁の地域団体商標登録査定発表報道では、現時点、日経ネット九州版が日本一の圧倒的ボリューム。喜びの声、動揺や困惑など、九州ブランド産地側の「受け止め」を取材を通して詳細に掲載。組合のみなさん、まだ打つ手はあるのですから、これからですよ。

中日新聞
地域の特産品保護で商標権 特許庁が第1弾52件を認定<抜粋>

<ここから>
同一あるいは似た商標が同時に出願された場合、特許庁は実態を調べて権利を一方に認めるか、共同出願をうながすか、両方に認めないかを決める。
八丁味噌(みそ)をめぐって愛知県の八丁味噌協同組合が「八丁味噌」、愛知県味噌溜醤油工業協同組合が「愛知八丁味噌」と出願したが、特許庁は両組合の出願とも第1弾で認めず、年内に最終的な判断をする。
ただ、八丁味噌の名称が全国的に知られて一般名称化しているとみており、両組合に商標権を認めない可能性もある。
三重県の「松阪牛」も今回は認められていないが、複数の団体が共同で出願し直しており、審査待ちとなっている。
<ここまで>

・同一あるいは類似する商標の取り扱いについて、「特許庁は実態を調べて権利を一方に認めるか、共同出願をうながすか、両方に認めないかを決める」と一歩突っ込んで報道されています。
・ただし「共同出願をうながす」というのは特許庁の仕事ではないように思います。
・特許庁は「八丁味噌」の名称がすでに全国的に知られており、一般名称化しているとみているようです。
・「松阪牛」は、複数の団体が共同で出願し直しており審査待ち。競合の共倒れを水際で回避したようですね。

日経ネット関西版
地域ブランド、近畿20件 京あられや鴨川納涼床、京都は最多8件<抜粋>

<ここから>
一方、京みず菜や九条ねぎ、賀茂なす、聖護院だいこんなどの京野菜は登録されなかった。小滝茂・京都府農業協同組合中央会専務理事は「みず菜が関東でも生産されるなど、京野菜の産地は京都以外に広がっている。国がなぜ登録を見合わせたのか情報を分析し、登録に向けた次の一手を打ちたい」と話す。
<ここまで>

・京野菜は「京都ブランド」の核。ぜひとも登録されたいものです。

「あっちが登録査定されて、なぜこっちがまだなのだ」
「あちらよりウチのほうが産地としては古いのに、おかしいじゃないか」
「地域の中ではコチラのほうが格上なのに」
「これが登録されるのは意外だ」

さまざまな声が聞こえてきそうですね。地域ブランドにも格付けはあるかもしれませんが、一商標権相互に上下はありません。「拒絶理由通知」が届いてもチャンスはあります。未だ競合状態にある組合も、互いを認める大人の対応が必要かもしれません。

地域を代表する産品やサービスが地域ブランドなのですから、組合同士でも「相互扶助の精神」。組合の基本的理念である「相互扶助の精神」を発揮すると、思わぬ知恵も沸いてくるというものです。

<ご参考>
競合する地域団体商標出願を調整する方法 当ブログ8/1
類似する地域団体商標出願を調整する方法 当ブログ8/1
協同組合の行方 当ブログ8/21

実例で見る商標審査基準の解説第6版






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