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特許庁定例発表 9/25地域団体商標登録査定 紀州梅干など3件

特許庁審査業務部商標課地域団体商標推進室は9/25、地域団体商標登録査定3件を発表しました。次のとおりです。

●紀州梅干(きしゅううめぼし) 紀州みなべ梅干協同組合/紀州田辺梅干協同組合 和歌山県
●東伯和牛(とうはくわぎゅう) 鳥取中央農業協同組合 鳥取県
●東伯牛(とうはくぎゅう) 鳥取中央農業協同組合 鳥取県

特許庁ホームページ地域団体商標制度の部屋

和歌山県の「紀州梅干」が地域団体商標登録査定。そして、引き続き「全国・ご当地牛シリーズ」は、鳥取県から「東伯和牛」と「東伯牛」が登録査定です。

和歌山県は、地域団体商標の出願数がさほど多くはないものの、きっちりとクロージング・・・登録査定にもっていきますね。精度の高さはたいしたものです。さっそく、「紀州梅干」を楽天市場で検索してみました。

▼「紀州梅干」

なんと1000件以上の商品がヒット。大激戦区ですね。中でも上手な売り方をしているのはこの「紀州梅干」。


[厳選南高梅 青梅 使用]送料無料で4種類のお試しモニターセット

なんというインパクト。「紀州梅干」と「お試し」という2語検索結果の中にあった「紀州梅干」です。ウェブショップのプロは、しっかりと、お宝キーワード「お試し」を駆使しています。これが消費者目線のキーワード。

ネット上では、「限定」とか「送料無料」、「訳あり」という購買心理をうまくついたキーワードが入っている商品は、売れる可能性の高い商品と言えます。

さて、話しをウェブマーケティングから、地域団体商標に戻しましょう。各都道府県の出願数と登録査定数を比べてみますと、すでに拒否査定を受けている商標も全国でかなりの数にのぼっているのかもしれません。

登録拒否査定が通知されたら、弁理士さんと相談の上、「拒否理由」へを反証をすみやかに蒐集し、特許庁に提出しましょう。

例えば、周知の不足を理由に拒否されている場合、何をすればよいのでしようか・・・。もし、これ以上証拠が見当たらないのなら、楽天リサーチなどのweb上の調査会社に調査を依頼してみるのも一考です。「あなたは東京○○○を知っていますか」といったようなアンケート調査の実施です。

楽天リサーチ
マクロミル

調査対象は全国でも、近県にしぼることも可能。調査サンプル数を5000にするとか、10000にしたりすることも可能です。それなりに費用はかかりますが、1週間もあれば結果が出ますよ。もしかしたら、査定理由に反して、「周知されていた」という結果が得られるかもしれません。「周知されていた」という結果が得られたのなら、その調査結果を特許庁に提出しましょう。

この方法は、登録査定を約束するものではありませんが、特許庁の審査官を納得させるための効果的な反証となることでしょう。

さてさて、周知の不足を覆すことのできる反証がないのであれば、これはズバリ、周知。周知しましょう。これしかありません。ありとあらゆる媒体に目的の商標を露出させましょう。組合も組合員のみなさんも、徹底的に周知しましょう。お金をかけずに周知する方法、いくらでもあるはず。周知をしたら、その都度その証拠を残しましょう。

半年かかっても、1年かかってもいいじゃないですか。決して遅くはありません。




宮崎ブランドを確立する方法

「宮崎ブランドを確立する方法」はこちら。

ブログ「東国原式。ひがしこくばるしき。」

やはり、その手法は地域団体商標ですね。地域団体商標は、産地偽装食品問題の解決にもつながります。

▼宮崎県の地域ブランド検索〔楽天〕

2000件を超える商品が検索されました。




特許庁定例発表 9/18地域団体商標登録査定 京菓子など7件

特許庁審査業務部商標課地域団体商標推進室は9/18、地域団体商標登録査定7件を発表しました。次のとおりです。

●白神山うど(しらかみやまうど) あきた白神農業協同組合 秋田県
●能登牛(のとぎゅう) 全国農業協同組合連合会 石川県
●掛川茶(かけがわちゃ) 掛川茶商協同組合/掛川市農業協同組合/遠州夢咲農業協同組合 静岡県
●京菓子(きょうがし) 京菓子協同組合/京都府菓子工業組合/京都名産品協同組合 京都府
●誂京染(あつらえきょうぞめ) 京都誂友禅工業協同組合 京都府
●天草黒牛(あまくさくろうし) 天草畜産農業協同組合 熊本県
●豊後牛(ぶんごぎゅう) 全国農業協同組合連合会 大分県

○特許庁ホームページ地域団体商標制度の部屋

ビッグネーム「京菓子」がとうとう地域団体商標登録査定となりました。

例えば、修学旅行帰りの中学3年生に「京菓子」のイメージを聞くとこうなります。「京都駅の土産物売場にある八つ橋・・・」。

ネットモールの楽天市場で「京菓子」を探すとこうなります。

▼「京菓子」検索結果〔楽天〕

多くのお菓子がヒットしました。

果たしてこの中に、京菓子職人が古より伝え、守り、創造してきた伝統菓子「京菓子」、京都人に慣れ親しんだ「京菓子」、茶の湯の文化の一端を担ってきた「京菓子」、宮中が御用達として愛でた「京菓子」、洛中でつくられた「京菓子」、京菓子協同組合員の「京菓子」が、いくつあるのでしょう。

「京菓子」地域団体商標登録査定、おめでとうございます。「京菓子」は京都の宝であり、日本の宝でもあります。しかしながら、今後、「京菓子」ブランドを守り、さらにその価値を高めていくために、京都の菓子業界は何をなすべきか、知恵を出し合わなければなりませんね。答えは必ず見つかります。




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