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怖いぐらい切れる「越前打刃」がヨーロッパで人気

ヨーロッパといえば、刃物の銘品やトップブランドがしのぎを削る激戦地帯。そんなヨーロッパで、福井県の包丁が評判ということですから痛快です。

今や、100円ショップにずらりと包丁が並ぶ時代。全国の刃物産地が大苦戦を強いられている中、「越前刃物」はあえてアウェーの地・欧州に打って出たとのこと。

組合の名前は、「タケフナイフビレッジ協同組合」(越前市)。伝統産業ですよねぇ?近年に名称変更されて「タケフナイフビレッジ」とされたのでしょうか。和包丁のイメージや、刃物の「エッジ感」は伝わってきませんが、タケフナイフビレッジは正真正銘のサムライですね。

越前の和包丁、欧州で評判に 波の文様が魅力(日経ネット)






「歯ブラシ」が教えてくれた地域団体商標の今後

その昔、ビジネスホテルに泊まったりすると、いかにも安っぽい歯ブラシが置かれていることがありましたね。使い慣れた歯ブラシと違い、硬すぎて口の中を痛めてしまったり、ブラシが倒れて(広がって)しまい磨きずらかったり、ブラシが抜けてビックリなどという経験がある方もおられるのではないでしょうか。

今日は、大阪発のニュースです。大阪の八尾市や東大阪市は、65ものメーカーが集積する「歯ブラシ」の産地。まずは、日経ネット関西版より原文の冒頭抜粋をご覧ください。

【大阪の地場産業である歯ブラシを海外の粗悪品などから守ろうと、品質規格の策定などに奮闘する元消防士がいる。業界団体、全日本ブラシ工業協同組合(大阪府東大阪市)の専務理事、山尾卜琉(ぼくりゅう)さん(70)だ。地元消防局で40年勤め上げ、全く無縁の歯ブラシ業界を第2の人生の舞台に選んだ。火事場と同様、目の前の課題に全力投球する山尾さんの存在は、業界活性化にも貢献している。】

全日本ブラシ工業協同組合の山尾専務さんの奮闘ぶりもすごいのですが、この組合の構成員企業のみなさんは、共通する隘路となっている「大阪の地場産業である歯ブラシを海外の粗悪品などから守る」ことを目的とし、品質規格策定に取り組むなど、日々戦っておられます。

地域団体商標登録を出願された組合では、そろそろ、商標の使用や、商品(サービス)規格などのルールづくりを始めていることと思います。権利の上に胡坐をかいて眠ってしまっては、商標の効果は期待できませんね。

「戦う地域ブランド」が組合の求心力を高め、業界を活性化させ、地域経済を牽引していく。大阪の「歯ブラシ」は地域団体商標を出願されていないようですが、このニュースは、地域団体商標制度導入の効果や、商標登録後の組合活動をイメージさせてくれますね。

「歯ブラシ」守る元消防士 品質の国際規格生む(8/16 日経ネット関西版)




協同組合の行方

お盆休みも終わり、まだまだ暑い毎日が続く中にも、そこここに「小さな秋」を感じますね。あと一月もすれば、出願された地域団体商標の実態審査や登録査定も終わり、メディアには多くの地域ブランドがずらりと並ぶことでしょう。

「加入脱退の自由」それから「公平奉仕の原則」、そして「相互扶助の精神」。地域団体商標の出願を許された協同組合は、営利団体ではありません。互いに助け合いながら、構成員の経済的地位の向上を図ることを目的としています。

「組合」と聞くと、何か古臭い、現代の経済実態に合わないものというイメージをお持ちの方も多くおられることでしょうが、戦後の荒廃の中から高度経済成長の底辺を支えたのが中小企業協同組合であり農業協同組合なのです。

組合のみなさん、がんばってますか。ご苦労さまです。地域団体商標…誇りの「地域ブランド」をさらなる大きな財産とするために、競合・類似で共倒れとならぬように、また、商標のルール作りのために、英知を結集しましょう。




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